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円建て現物に資金流入 金地金再び脚光 ④

増税前の駆け込み

地金需要は来年4月の消費税率引き上げ前の駆け込みでさらに押し上げられそうだ。実際、消費税導入前の1989年3月や税率引き上げ前の97年3月の販売量は急増した。「段階的な税率引き上げを見込んだ長期保有の買いも出始めている」(住友商事総合研究所の高井裕之社長)
ただ、地金にもリスクはある。自宅での保管には紛失や盗難の恐れがあり、ドル建て価格が急落すれば円安でもある程度の値下がりは免れない。有カアナリストのポール・ウォーカー氏は「実質金利が上昇すれば価格は急落し1トロイオンス1000ドルを割る」と予想する。
とはいえ円建て価格が下がっても地金には世界共通の価値があり、紙くずにはならない保険としての機能はどこまでも健在だ。財政、物価、消費税、年金・・・・・。日本経済に対する不安がある限り、金地金が輝きを失うことはないだろう。
(編集委員 浜部貴司)
11/20 日本經濟新聞