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金相場の上値重く 原油には資金流入 ②

 

「量的緩和縮小の次は米金利の上昇が待っている」(マーケットアナリストの豊島逸夫氏)。金利を生まないに投資する魅力は薄れ、ファンドは新たな資金投入を抑制しているもようだ。

米商品先物取引委員会(CFTC)が2日発表した建玉明細によると、ニューヨーク金先物市場でファンドの買い建玉(未決済残高)から売り建玉を引いた、買い意欲の目安となる買越残高は7月30日時点で前週比17%減の2万8366枚(1枚は1000トロイオンス)。資金流入の目安となる総建玉(売買建玉の合計)も39万7035枚と約1カ月ぶり低水準だ。

一方で原油先物市場は、米国の景気回復期待から投資マネーが流入。他の国際商品に比べ先高観は強い。ファンドの買越残高は前週比0.5%増の36万2941枚(1枚は1千バレル)と過去最高を4週連続で更新した。

原油はリビアの港湾ターミナルのストライキで輸出に障害が出ている。「中東。北アフリカからの供給に懸念が出ていることも原油の買い材料」(アストマックス投信投資顧間の江守哲シニアファンドマネージャー)

「原油は供給不安など短期的な材料で買われる一方、金は緩和縮小という中長期的材料が注目され上値を抑えている」(豊島氏)。ただ9月以降に欧州の信用不安再燃や米国の連邦債務残高の上限問題に市場の注目が集まれば、再び金に資金が流入するとの見方もある。

8/6 日本經濟新聞