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黄金のヤマ健在 産出量最多 鹿児島・菱刈鉱山 ②

 

埋蔵9千億円分 地元潤す

鉱石1トンのなかに、はたった40グラムしかない。それでも、世界の鉱山の平均は数グラムというから、「ピカイチ優秀な金山」(後根則文・資源事業本部副本部長)と言える。毎年、ほぼ一定の7トンの金を産出する。

人口約3万人の地元・伊佐市の金山にかける思いは特別だ。産出された金の価格の1%は、「鉱産税」として市税収入の1割を占める。金の平均小売価格は右肩上がりに伸び、2012年は10年前の3.3倍、最近は約4倍の1グラム5千円を超す。11年度の鉱産税もこの恩恵で、約2億8千万円と10年前の4倍に増えた。高齢化で福祉予算がふくらむ時代に貴重な財源だ。

隈元新・市長は、もう一つの主要産業の畜産を支える子牛の価格と金の価格をいつもチェックする。「このまま高値が続いてほしい」と期待は大きい。

昨年10月、菱刈で新たに30トン分の鉱脈が見つかり、埋蔵量は計約180トンに増えた。1グラム5千円の小売価格で換算すると9千億円分が眠る。さらに新たな鉱脈が見つかる可能性も、なお秘めている。

朝日新聞  4月2日