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ヤマトゴールドマーケット情報 314

シンガポール   地金扱う大口法人向け

上海       外資が人民元建て取引

アジアで金の取引市場が相次いで開設された。上海では外国人投資家に市場を開放し、シンガポールは大口の金取引を始めた。いずれも政府肝煎りのプロジェクトだ。世界の金消費の6割を占めるアジアで、新たな価格指標を目指す争いが始まった。

上海黄金交易所(SGE)が自由貿易試験区で金の取引を始めて1カ月が経過した。9月18日の開会式典で、中国人民銀行の周小川総裁は「世界で中国の金市場がより大きな影響力を持つべきだ」と述べた。人民元の国際化を促すため金市場の開放が必要とみる。

貿易区では外資が人元建てで金の現物を取引する。買った金は上海に保管される仕組みだ。

売買高をみると滑り出しは順調とは言い難い。27日は401.3キロで、国内投資家らによる従来の市場の売買高の50分の1以下だ。スタンダードバンクの池水雄一東京支店長は「(参加者メンバーは)現段階では金融機関が中心で、リスクをとりにいくような投資家が不在」と指摘する。

シンガポール取引所(SGX)は今月13日、現物の受け渡しを伴う金先物取引を創設した。シンガポール政府はスイスの精錬会社の工場を誘致し、国内で地金を生産できる体制を整えた。金の保管場所もつくり、アジアの金融センターとして欠けていた金を品ぞろえに加えた。

地金を扱う法人向けの市場とし、取引単位は25キロと大きい。27日の取引は2枚(枚は最低取引単位)。重量換算すると50キロにとどまる。

10/29 日本經濟新聞