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パラジウム底堅い値動き 供給不足続く

自動車の排ガス触媒などに使う貴金属、パラジウムの相場が底堅い働きをみせている。国際相場の指標となるニューヨーク市場の先物価格は17日の時間外取引で1トロイオンス815ドル近辺と、前日から横ばい圏。主要生産国、南アフリカ共和国のストライキの収束機運で値下がりした後は、もみ合う展開になっている。

労働条件を巡って労使間で「原則的に合意した」と12日に公表されると、相場は863ドルから819ドルヘ急落した。

ストが終結しても生産の回復まで3カ月ほどかかるといわれ、今年の供給不足が確定的な状況。先物市場では買い戻す動きもあった。

「地上在庫も少なく、これ以上の値下がりはなさそう」(スタンダードバンクの池水雄一東京支店長)との声もある。足元の相場は1月下旬のスト前と比べて、依然1割高い水準だ。

5月の総選挙後に発足した南アの新政権は、鉱物資源の囲い込み策を推進。産出したパラジウムを高付加価値品として売るため国内の製錬工場などへ優先的に出荷するよう、現地の資源会社に要請している。南アの資源会社は「輸出余力が低下している」という。

南アと並ぶ供給国のロシアは、外貨獲得のために出荷していたパラジウム在庫が低水準。2010年で31トンあった在庫からの出荷量は13年に3トンに減つている。

東京商品取引所のパラジウムの清算値は17日、1グラム2668円と前日比28円安になった。

6/18 日本經濟新聞