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ヤマトゴールドマーケット情報  381

金の「安全資産買い」不発――ギリシャ不安・中国株安 市場の緊張限定的

金の国際相場が低迷している。9日のニューヨーク先物市場は1トロイオンス1160ドル前後となり、直近高値の6月中旬から4%安い。ギリシャ情勢や中国株安で世界景気に不透明感が出ているが、今のところ安全資産としての買いは限定的だ。

金は2011年のギリシャ問題の際は過去最高の1900ドルまで上昇した。今回は当時と違って「欧州でセーフティーネットが整備され、市場の緊張が限定されている」(マッコーリーグループ)。さらに米国も当時は金融政策で量的緩和を実施していたが、今回は利上げを模索。ドルが強いことも金の投資妙味を薄れさせているという。

中国株安も弱材料ととらえる向きもある。中国の金需要は宝飾用途が多く、比較的景気に連動しやすい。金需要が株価と逆相関の値動きを示す欧米とは異なる傾向を見せている。ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「金の『安全資産買い』は、ギリシャが欧州を離脱して危機がもう一段と深まらない限り起きにくいのではないか」と指摘している。

7/10