1. ヤマトゴールドTOP
  2. 金買取価格情報ブログ
  3. 金買取
  4. ヤマトゴールドマーケット情報 376

ヤマトゴールドマーケット情報 376

プラチナ、長引く逆転相場 —– 金より安く、価格差広がる ①

貴金属市場で金とプラチナの値動きに差が出ている。本来、割高なはずのプラチナの値下がりが激しく、金を下回る逆転相場が年初から続く。産業素材の側面があるプラチナは消費地の欧州でギリシャ問題を背景にした将来的な需要減少が意識されて売られる。安全資産といわれる金は安値圏で中央銀行の買い付けが相場を下支えする。

ギリシャ問題で需要懸念

指標となるニューヨーク先物は16日の時間外取引で金が1トロイオンス(約31グラム)1180ドル前後、プラチナは1090ドル近辺を動いた。年初比で金は同値圏、プラチナは9% 下落した。

プラチナの生産量は年間200トンで金の15分の1以下。希少性があり通常はプラチナのほうが価格が高い。ところが、1月中旬以降、金より安い状態になっている。

両者の価格差は1トロイオンスたり90ドルほどに広がった。2013年も相場が逆転しており、同年1月以来のプラチナ安水準になった。

プラチナは排ガス触媒の素材として欧州のディーゼル車で使われるため、原油と同じように需給も投資判断の材料になる。ギリシャ問題に揺れる欧州は排ガス触媒消費の4割を占め、需要不振を見込む声が台頭。供給も高水準だ。世界供給の7割を生産する南アフリカ共和国は通貨安を背景に減産は進まない。「むしろ今は増産に向かっている」(南アの鉱山会社、インパラ・プラチナム)

6/17 日本經濟新聞